“私の片頭痛”を伝えるには?

医師には、日常生活の支障まで伝えましょう。

片頭痛を治療するときは、受診の際に日常生活の支障まできちんと伝えることが、あなたの望む明日を送るための第一歩です。限られた診察時間の中で、あなたが日常生活の中でどんなことに困っているかを医師に分かりやすく伝えるため、次の3つのポイントを診察までにまとめてみましょう。
片頭痛ともっとうまく付き合っていけるように、医師があなたの治療を考えるための大切な情報になります。

(1)痛みがどれぐらいの頻度で起こるのか、具体的な数字や時期などを伝えましょう。

例えば・・・

  • 月に2、3回ほど、
  • 週1回のペースで、
  • 先月、先々月と、

(2)日常生活で何に困っているのか、支障の内容やできごとなどを伝えましょう。

例えば・・・

  • 仕事を休まないといけなくて、
  • 子どもと遊べなくなって、
  • 晩御飯の支度ができなくなって、

(3)どんな気持ちになるか、精神的・心理的な負担などを伝えましょう。

例えば・・・

  • 心苦しい気持ちになる
  • とてもつらい
  • 痛みがあるときに薬を飲んでいるけど毎回必ず効果があるわけではないので不安・・・

例えば、こんな伝え方で相談しましょう。

あなた自身のことばに置き換えてみて、医師に伝えてみましょう。

<会社・学校>

「月に2回ほど、片頭痛の前触れがあり、迷惑をかけたくないので、会議のたびに会社を休んでしまったんです。また休んだらやる気がないのかと思われるのが辛くて…」

「週に2回ぐらいの頻度で、がまんできないほどの痛みに襲われ、仕事の効率が落ちるんです」

<家族との時間>

「先月、家族で旅行に出かけたのですが、旅先で痛みに襲われ、思い切り家族と時間を過ごすことができませんでした」

「週末子供と遊んであげたいけど、月1~2回くらいは必ず痛みに襲われ思い通り一緒に遊んであげられていません」

<家事>

「月に3回は、激しい痛みと吐き気で、晩御飯の支度ができなくなるんです。お金もかかるし出前も頻繁には取りたくないのですが…」

「週に1回は、体がだるくなり、掃除や洗濯をするのがつらいんです。頻繁に義理の母を頼るのも申し訳なくて…」

<人付き合い>

「先月は、急な痛みに襲われ、友達との約束を2回もキャンセルしないといけなくなり、とても落ち込みました」

「2週間に1回ぐらいのペースで痛みが襲ってくるので、次また体調が悪くなったらと思うと友達との約束もままならず、ストレスを感じています」

<自分の時間>

「週に1回は健康のためにランニングしたいのですが、片頭痛の痛みのせいで、半分もできていません」

「ヨガ教室に通ってみたいのですが、片頭痛のことを考えると、不安で踏み切れないんです」

納得のいく片頭痛の治療を受けるために。

納得のいく片頭痛治療を受けるためには、これまでの治療歴とこれからの送りたい生活のイメージを医師と共有しましょう。例えば、これまで服用したお薬の名前、種類や、効果、副作用や、これからの治療に期待したいことといったように具体的に伝えると理解してもらいやすくなります。

*印刷してご使用の際は、その都度、本ページよりダウンロードしてご活用ください。

監修:獨協医科大学 副学長 平田幸一先生