医師と片頭痛を話そう
“私の片頭痛”を
伝えるには?
医師には、日常生活の支障まで伝えましょう。
片頭痛を治療するときは、受診の際に日常生活の支障まできちんと伝えることが、あなたの望む明日を送るための第一歩です。限られた診察時間の中で、あなたが日常生活の中でどんなことに困っているかを医師に分かりやすく伝えるため、次の3つのポイントを診察までにまとめてみましょう。
片頭痛ともっとうまく付き合っていけるように、医師があなたの治療を考えるための大切な情報になります。
ポイント1
痛みがどれぐらいの頻度で起こるのか、具体的な数字や時期などを伝えましょう。
例えば・・・
- 月に2、3回ほど、
- 週1回のペースで、
- 先月、先々月と、
ポイント2
日常生活で何に困っているのか、支障の内容やできごとなどを伝えましょう。
例えば・・・
- 仕事を休まないといけなくて、
- 子どもと遊べなくなって、
- 晩御飯の支度ができなくなって、
ポイント3
どんな気持ちになるか、精神的・心理的な負担などを伝えましょう。
例えば・・・
- 心苦しい気持ちになる
- とてもつらい
- 痛みがあるときに薬を飲んでいるけど毎回必ず効果があるわけではないので不安・・・
例えば、こんな伝え方で相談しましょう。
あなた自身のことばに置き換えてみて、医師に伝えてみましょう。
監修:獨協医科大学 副学長 平田幸一先生
協力:JPAC(頭痛医療を促進する患者と医療従事者の会)