“私の片頭痛”を伝えるには?
片頭痛治療には複数の選択肢があります。あなたに合う治療法を見つけることで、「あたりまえ」「仕方ない」と思っていたこれまでの生活が変わるかもしれません。
あなたに合う治療法を見つけるために、医師への伝え方を工夫しましょう。
「現状」だけでなく、「送りたい生活」をイメージし具体的に伝えましょう
医師に伝えることで、治療のゴールが明確に設定され、それを実現するための適切な治療法を見つけることが可能になります。
医師に相談してもいい? まずは「HIT-6」 で現状をセルフチェック。
HIT-6 (Headache Impact Test:頭痛インパクトテスト)は、頭痛が日常生活にどのくらい影響を与えているかを測定するツールです。
※HIT-6は医療診断や治療に関する医学的アドバイスを提供するものではありません。個々の症状に関しては、医療関係者にお尋ねください。
伝えにくい相談もこれで安心。「片頭痛相談カード」を使いましょう。
「片頭痛相談カード」は、「現状」と「直近で送りたい生活」を簡単に伝えることができるツールです。あてはまる項目にチェックして医師に見せましょう。
相談することでどんな治療に
つながるの?
どこで相談すればいいの? 片頭痛治療には頭痛専門医がいます。
自分に合う治療法を見つけるには、詳しく相談できる頭痛専門医を受診することをおすすめします。
頭痛専門医は日本頭痛学会が認定した医師のことで、頭痛治療に関する豊富な知識と経験を持っています。
一人ひとりの頭痛の性質・特徴を把握した上で適切な診断、治療を行うほか、頭痛を防ぐための生活指導なども行います。
頭痛専門医を探すには?
お一人で抱え込まずに、近くの頭痛専門医や専門施設を探してみませんか。
監修:獨協医科大学 副学長 平田幸一先生
協力:JPAC(頭痛医療を促進する患者と医療従事者の会)