治療についてもっと相談したいときは?

求めている治療成果について、ちゃんと相談。

あなたの送りたい生活のイメージと現在の状態のギャップを医師に伝えて、求めている治療成果を話し合いましょう。前回と比べてどうかだけではなく、送りたい生活のイメージと比べてどう感じているかを医師に相談するのが大切です。医師もあなたの本当の気持ちを知りたいと思っています。あなたが片頭痛治療を続ける上で、不安に感じていること、負担に感じていることを伝えてみましょう。

例えば、医師に送りたい生活のイメージと比べてどう感じているかを伝えるときには、片頭痛発作が減ったらどんな姿になりたいかといったように話してみてはどうでしょうか 。

<仕事>

「片頭痛のことで職場の人に迷惑をかけたくないのですが、今は月に1回は会社を休んでしまうんです」

<家族との時間>

「片頭痛を心配せず子供と遊んだり、家族で出かけたりしたいのですが、今は寝込んでしまうことがあるんです」

<家事>

「家事を当たり前のようにこなせるようになりたいのですが、今は体がだるくて思うようにで きないのが、すごくストレスなんです。食事をとるのもひと苦労で、頭痛が起こるのにあわせて生活時間がまちまちになり困っています」

片頭痛の記録を見せながら、相談する。

あなたの日々の片頭痛の状態を記録し、医師といっしょに見ながら、今の治療法があなたにあっているかを確認しましょう。片頭痛の状態は、「痛みの程度」、「頻度」、「日常生活における支障」、「急性期治療薬の服用回数の変化」など、さまざまな指標で確かめることができます。今の片頭痛の状態についてどう感じているかを話す際には、口頭であいまいな記憶に頼って話すよりも、視覚的に確認できる記録をつけることが効果的です。また、医師も患者さんの話を聞くだけでは判断しきれないことがあります。医師とどのようにコミュニケーションするのが良いか相談してみましょう。お互いに継続的して使いやすいものを選ぶといいでしょう。

~「私のあゆみ」を活用しよう~

  • 自分の頭痛パターンを把握しやすくなります。
  • 頭痛による日常生活の支障を整理して医師に相談しやすくなります。
  • 医師も客観的に症状を把握でき、治療方針を一緒に検討しやすくなります。

治療によって期待できる変化を質問してみましょう。

医師に提案してもらった治療法で、どれくらいの変化が期待できるのかを聞いてみると日々のモチベーションアップにつながります。自分の症状に合わせ、具体的に質問してみましょう。

監修:獨協医科大学 副学長 平田幸一先生